学生フォーミュラチームとレスキューロボット研究会見学

2024年11月16日(土)、基礎コースでは「学生フォーミュラチームとレスキューロボット研究会の活動見学」を実施しました。
神戸大学学生フォーミュラチーム(FORTEK)のプロジェクトリーダーから学生フォーミュラにおける審査基準や制作過程などのお話を聞いた後、実車走行を見学しました。エンジンがかかると大きな音が響き渡り、小雨で濡れた路面も颯爽と走り抜けていきます。フォーミュラにはドアも窓もありません。タイヤとドライバーがむき出しになっている車体のコックピットに入った受講生は、安全性や車体の強度・コスト・燃費などさまざまな課題があることに気づいたようです。

レスキューロボットに取り組んでいる神戸大学ロボット研究会「六甲おろし」の学生から、救済場面に応じたロボット制作のお話を聞きました。その後、災害状況を仮定して、各班で救済ロボットに装着する部品について話し合いました。六甲おろしの学生が製作した3台のレスキューロボットを使って、ダミアン(救助用人形)を安全に移動できるか!受講生は、実際に操作するなかでレスキューロボットの実用化に向けて、どのような課題があるのか考えました。

フォーミュラカーとレスキューロボットの本物に触れた受講生は、最後の振り返りで自分の考えを整理し、お互いの意見を共有しました。最後に、学生フォーミュラチームとロボット研究会の学生が、受講生の質問に丁寧に回答してくださいました。